「若い時はそれなりに運動をしたけど、働くようになってから忙しさにかまけて、運動からすっかり遠ざかっている」
働きざかりの30歳~40歳代の方でこのような方は多いことでしょう。
健康診断などで「あなたはメタボです。運動するよう心がけてください」
こんなアドバイスをされ、「なんとかしなきゃなぁ〜」と自分のお腹をさすってみるものの、
「でも、毎日仕事が忙しくてクタクタだから、休みの日は家でのんびりしたいんだよなぁ」
「でも、先のこと考えるとやっぱりダイエットした方がいいよなぁ」
あるいは、
「ランニングとかジムに通うのはちょっと敷居が高い気がするなぁ」
頭の中ではこんな感じで、葛藤している方は大勢いらっしゃるかと思います。
働くようになってから運動をしてダイエットをするのって本当にめんどくさいですよね。
ですが、ちょっと工夫をすればあなたも簡単にメタボから脱却できてしまうのです。
とりあえず軽い運動から始めたいという方に
ウォーキングをオススメする理由とは
運動不足や過剰なストレス、規則正しい食事が摂れなかったり、といった理由で40歳代の男性のおよそ半数が、生活習慣病の予備軍と言われています。
毎日の仕事に追われ、時間との戦いの中で車移動を選ぶことになり、仕事内容はパソコンに向かったデスクワークが中心、という日々を過ごしていれば、どうしても運動量は少なくなってしまいます。
そんなことから、メタボリックシンドロームへの道へまっしぐらとなってしまいます。
会社全体でメタボリックシンドローム予備軍への対策として、ダイエット効果を高める運動として「ウオーキング」を推進している企業もあります。
ダイエットを始めるといっても、極端に食事を減らしたり、過激な運動を始めては逆に体調を壊してしまいます。それに、いきなりハードな運動から始めると3日坊主で終わってしまう確率も高くなります。
「よし!運動してやせよう」と一大決心して、マラソンやスポーツジム通いを始めたのはいいが、「予想以上にキツくてやる気が失せた」という方にウォーキングは本当にオススメなんです。
ウォーキングのような体に負担の軽い有酸素運動から始めて徐々にハードなスポーツへ移行していくというのもアリだと思います。
忙しくてウォーキングやってるヒマがない!
という方にオススメな運動方法
忙しく働いている方は時間がネックになる場合もあるかと思います。
勤務時間が長く、わざわざ歩くために時間を取れないという方でも、例えばエレベーターを使う代わりに階段を使ってみるなど、ほんの少しからだを動かす機会を増やすだけでも効果はあります。
また食後30分後頃からの軽い運動は、血糖値を下げる効果もあるため、糖尿病の人、またその危険因子を持っている人は、特にお昼休みにからだを動かせるとよいでしょう。
少し生活パターンを工夫するだけで、歩けるチャンスは見つかると思います。
長く歩こうと思わず、少しでもいいから歩く機会を増やすことから始めてみてはいかがでしょうか。
最初は最寄駅から自宅までちょっとだけ遠回りしてみて、次は隣の駅から自宅まで歩いてみたりなど、徐々に歩く時間を長くしてみるのです。
最初は時間がもったいなく感じるかもしれませんが、ある日、歩きながら見る景色が楽しくなるようになります。
そうなると、だんだん歩くのが楽しくなってきます!
いかがでしたか? 今回は多忙な人やいきなりハードな運動をするのが面倒だという方でも、ハードルを低くすることで、運動を始められることができることについてお話しさせていただきました。
まずはハードルを低く設定して日常でできるウォーキングから始めて、楽しくなってきたら少しづつ距離を伸ばして本格的にウォーキングをしてみてください。
あなたの頑張りは必ず「お腹がへっこむ」という目に見えた結果で現れますよ!
どうか最初は無理せずウォーキングを楽しんでくださいね!